ワークショップ・ハンズオンセミナー
※本セッションは現地参加のみとなります
ワークショップ及びハンズオンセミナーはオンライン参加登録時に併せてお申込ください。
なお、ワークショップとハンズオンセミナーはそれぞれ1枠までの申込となります。
ワークショップ
1. 「食物アレルギーがあっても食生活を楽しもう」
日時:6月14日(土)10:30~12:00
会場:ハンズオン・ワークショップ会場
定員:24名
食物アレルギーの栄養食事指導でお悩みのことはありませんか?
鶏卵アレルギーの免疫療法がすすまない、ナッツ類を食べる機会をどうつくる?弁当持参の給食はおやつに困るなど、FA患児とその家族の食生活は、成長や寛解とともに変化し個別対応が求められます。本ワークショップでは、株式会社たまこな、株式会社fufumu、東北日本ハム株式会社の皆様をお招きして食物アレルギーに関連した食品のご紹介を頂くとともに、それらを用いた負担の少ない指導法をチームで考えます。医師、看護師、薬剤師、管理栄養士の先生方、患児の保護者の方々など、職域をこえた皆さまのご参加をお待ちしております。
2.「研究デザインについて考えよう」【PAE限定企画】
日時:6月15日(日)13:20~14:40
会場:ハンズオン・ワークショップ会場
定員:20名
研究に対する考え方を分かりやすく学び、グループワークではグループ毎に具体的な研究デザインを立案します。
前半:臨床的疑問(CQ)、研究課題(RQ)、研究タイトルの決定
後半:研究デザインとPICO フレームワークの決定
「桃太郎」のPICO
P(Population/患者):村人たちが鬼に困っている状況
I(Intervention/介入):桃太郎が仲間(犬、猿、キジ)を集めて鬼退治に向かう
C(Comparison/比較):以前は誰も鬼退治に立ち向かわなかった状況と比較
O(Outcome/結果):鬼が退治され、村の平和が取り戻される「桃太郎」のFINER
F(Feasible/実行可能性):必要な資源(きび団子、仲間)がある
I(Interesting/興味深い):鬼退治という課題は村人全体にとって重要な関心事
N(Novel/新規性):それまで誰も成功していない鬼退治・新しいアプローチ(動物との協力)
E(Ethical/倫理的):村人を苦しめる鬼を退治することは倫理的に正当
R(Relevant/妥当性):村の平和と安全という社会的ニーズに応える
誰もが理解できるやさしく楽しいWSです。是非ご参加下さい。
※お申込頂く際、研究してみたいテーマや臨床での困りごとなどの応募動機も記載ください。
ハンズオンセミナー
1. 吸入指導
日時:6月14日(土)14:40~16:10
会場:ハンズオン・ワークショップ会場
定員:30名
喘息治療には吸入薬を適切に使用する事が非常に大きなウエイトを占めますが、吸入薬を正しく使えていない患者や正しく指導できていない医療者は多いといわれます。
誤った吸入方法を続けるとコントロール不良となる可能性が大きくなるのは容易に想像できます。今回、いくつかのデバイスの使い方や説明方法について実体験し、指導のコツを学べるプログラムを作成しました。吸入指導の初心者も受講できるよう基礎からお話しいたします。どなたでも気兼ねなくご参加ください。
2.スキンケア
日時:6月15日(日)9:40~11:10
会場:ハンズオン・ワークショップ会場
定員:30名
アトピー性皮膚炎の治療の3本柱は、薬物療法、スキンケア、悪化因子の検索と対策とされています。薬物療法の中心は外用剤であり、スキンケアと外用剤治療の正しい指導は治療の重要な要素です。処方されても適切に使用されなければ十分な治療効果は得られません。また、スキンケアはアトピー性皮膚炎の治療において長期的に継続が必要なケアであることから、個別性に配慮した指導が求められます。
本ハンズオンセミナーではスキンケア指導に必要な基礎知識と実践技術を学ぶとともに、現場で患者・家族の個別性に合わせて限られた時間内で伝える工夫や、治療継続につながる伝え方など、明日からすぐに活用できる具体的なスキルをお伝えします。
※スキンケアのハンズオンセミナーは体験型eラーニング資材作成のため、eラーニング委員会による撮影が入ります。詳細はこちらをご確認ください。